私は1年ほど前にインド株の投資信託を購入していましたが、今回の急騰相場を見ることなく解約しています。というのは、ベトナム株の投資信託が欲しくなったので、そのキャッシュをつくるためでした。

しかし、ご案内のようにインド株は中国株と匹敵するほどの急騰で、新興国への投資資金はむやみに売買するものではないという典型的な失敗例を実践してしまったわけです。

ところで、きょうロイターを見ていたら、インドで注目すべき動きが模索されています。それはインドの株式市場監督当局が海外資金の株式への流入を規制することを提案したというニュースです。→株式ランキング

もちろん、本日のインド株相場は一時、大幅下落しました。

この海外資金の流入規制を巡る動きですが、少し説明が必要かもしれません。インドの株式市場は中国株とは少し事情が異なります。

インドの場合、海外投資家は、当局に登録してインドの国内投資家と認定された海外機関投資家(FIIs)と、認定された投資家と証書(PN)を交わして代理売買してもらっている非登録の外国人投資家が存在します。

認定投資家になるには結構なコストがかかるので、それをケチって代理投資する海外投資家が少なくないということらしいのですが、このへんは私もきょう知りました。ですから、あまり詳しくはありませんので、間違っていたら、ごめんなさい。

それで、インドの株式市場監督当局は、そうした匿名性の高い証書(PN)によって海外資金がジャブジャブ流入することを制限しようとしたようなのです。

それはなぜなのか?→株式ランキング

海外資金流入規制の動きが出た背景には、ヽ式市場の過熱感を冷ましたい▲ぅ鵐苗眠潺襯圈爾竜淨に歯止めをかけたいことがあるようです。

海外資金の流入によって、ルピーは対ドルで年初来12.5パーセントも上昇しています。

日本円でいうと、1ドル120円から105円に円高が進んだような状況なのです。日本では、この8月に110円台まで円高が進んだだけでも、企業業績の悪化懸念などで株価が暴落するなど大騒ぎになりました。

ましてや、まだ経済発展の緒に就いたばかりのインドが、通貨の急激な上昇に直面し、苦しみ苦悩するのは、よく理解できます。たとえば、IT関連のビジネスでも他国との価格競争力をそがれるわけですから、いま投資マネーによって自国通貨が実態以上に急騰するのは迷惑なのだと思います。

インドが本当に株式市場への海外資金の流入を規制するのかどうかは分かりませんが(実際は規制を見送る説も有力のようです)、新興国に投資する場合、急激な通貨の上昇というのは、その国の政府が非常に頭を悩ませるアキレス腱だということをよく念頭に入れておく必要があります。

最近ではタイ政府が外資規制をして株価が急落したのは記憶に新しいと思います。ですから、投資家としては、投資先の通貨が急騰することによってもたらされる痛みを意識する必要があるのかもしれません。

私は幸か不幸か、外国為替証拠金取引(FX)を実践しているので、通貨価値が急激に上昇してしまった国の株は怖くて買えません。最近、タイ株投資も検討したのですが、通貨のチャートを見たら怖くなって投資を見送りました。少なくとも、通貨が調整(下落)したあとに再検討することにしました。

FX投資家としては、とてもじゃないですが、急激な右肩上がりで上昇した通貨のチャートを見ると、急激な調整を想像してしまいます。しかし、その国の株を買う際には、通貨のことは念頭から外して考える投資家も少なくないような印象を持ちます。

通貨の下落リスクはよく念頭に入れて投資のタイミングを探ってください。通貨はその国の基本です。

ですから、逆説的になりますが、国際的な批判を受けても、必死に為替を管理して人民元の急騰を防いでいる中国政府というのは、ある意味で賢いのかもしれません。

しかし、物事には二面性があって、その代償として中国は国内の急激なインフレに悩んでいるのはご案内の通りです。

きょうは、インドの海外資金規制を巡る動きを考えましたが、やはり投資家はその国の血液である通貨のイロハを研究することが不可欠だということを改めて実感した一日でした。

ところで、きょうの香港市場は凄かったですねえ。

NY市場も欧州市場も日本株もみんな下落したのに、香港市場は午後4時ごろから急激に押し目買いが入って、とうとう上昇して取引を終えました。

インド株の動向が今後、中国・香港市場にどんな影響を与えるのか、注意深く見る必要があります。

インドから中国・香港に投資マネーが流れてくるのかどうか?それとも変化なしなのか?

私は少しばかり期待しています。

最後に投資句を一句。

山々を渡り輝く流星かな

中国株投資の人気度は株式ランキングで確認してくださいね。

本家サイト「ど素人の投資ドットコム」において、9月の損益を更新しました。ご興味のある方はそちらをご覧くださいね。

注目!】ところで、ダイナミックな動きを展開しているのが、外国為替市場です。ドル円は113円台前半まで急落し、その後は115円台まで上昇。私は現在、外国為替証拠金取引(FX)で仕込んだポジションが利益を急拡大中です。

過去のブログを読んでいただくと分かりますが、最近は為替相場の動きで中国株市場の動きもなんとなく予見できるようになりました。「ドルが下落すると株安。ドルが上昇すると株高」というパターンが定着していますので、中国株投資と外国為替証拠金取引(FX)の相性の良さを実感しています。

ご関心のある方は、「ど素人の外為日記」をご参照くださいね。

告知】先日、岡三証券グループの中国株証券「岡三オンライン証券」をご紹介しましたがこの口座は無料情報やツールが満載で大反響です。とくに、AASTOCKS社の情報は、基本的な銘柄情報や「チャート分析」だけでなく、過去の株価データを分析して今後5日間の株価予測を表示する「値動き予想」もあり、とてもユニークです。本当に当たるかどうかは分かりませんが、楽しめるツールかもしれません。現在、国内手数料無料キャンペーンを実施中です!

口座開設はこちらからどうぞ!

中国株投資の必須アイテム!中国本土B株も購入でき、株式情報も充実した東洋証券、そして銘柄研究に役立つ中国株二季報・夏秋号。この本は中国株版「四季報」として私が愛用している本で、毎号購入しています。中国株投資家の「三種の神器」は、中国株二季報・夏秋号であり、「日本株より儲かる中国株大成功ノート」、そして、あのんさんが推奨している「「中国株の新しい常識35」です。私はそう思って熟読玩味しています。