前回のブログは中国株に投資するにあたっての心構え。前々回は、「ミスター円」と呼ばれた榊原英資・元財務官(早稲田大学教授)の中国観に触れました。そこで、きょうは最近注目されているアジア株の話から始めたいと思います。

このところ、中国株やインド株に出遅れた人たちをターゲットに「第二の中国株」とばかりにベトナム株やタイ株を推奨する広告を目にするようになりました。

私もアジアはトルコやブラジルと並ぶ世界に残された数少ない成長地域と感じています。ですから、「第二の中国株」と煽って広告することの是非は別として、ベトナムやタイ株に投資することには何も異論はないのですが、問題は投資する時期です。→株式ランキング

私が投資しているのは、中国株のほかにベトナム株もあります。とはいっても個別銘柄ではなく、投資信託です。中国株の銘柄研究だけで精一杯なので、ベトナム株は信託報酬を払って他人の運用能力に委ねようと思ったからです。

本当は、投資信託については、毎年、儲かっても損をしても信託報酬を搾取するので疑問を感じているのですが、そこは妥協しました。

そのベトナム株投信の成績ですが、昨年暮れに100万円ほど入れて、現在は30数万円の利益です。利回りは1年未満で30パーセント以上ですから好成績といってもいいでしょう。→株式ランキング

しかし、中国株では1年未満で2倍株、3倍株が続出しているので、利回り30パーセントでも物足りなくなるのが不思議です。完全に自分の利回り感覚が狂っているのだと思いなおして、ベトナム株の利回りの良さに感謝しています。

そこで、今度はタイ株はどうかと検討しているのですが、ひとつだけ、どうしても気になることがあります。それはタイ通貨のバーツが未曾有の急伸を続けているという点です。さすがに、これはまずいと思ったのか、7月10日ごろに中銀が市場介入したともいわれています。

なぜバーツが急騰しているのか?→株式ランキング

タイ市場に対する投資家の信頼感が高まって、株式市場に資金が流入していることが一因とみられています。

バーツが上昇しているということは、タイ株を購入する場合、日本人投資家は為替面でコスト増になることを意味します。ですから、バーツが上昇している中で、タイ株を購入するのは為替差損というリスクを意識する必要があります。

そうした為替リスクの感覚は外国為替証拠金取引(FX)で磨いているのですが、バーツの為替チャートを見ると、私は高所恐怖症になってしまいます。

というわけで、タイ株への参入はバーツの為替相場をにらみながら検討しようと思っているのですが、最近の円高はその意味ではとても頼もしい味方です。

さて、中国株の話題に入りたいと思います。→株式ランキング

昨日の急落相場で売り場だと思っている投資家は少ないと思いますので、ここは買い場近しという視点で、内藤証券の市況解説を見てみたいと思います。

ハンセン指数の構成銘柄は全面安。サブプライムローン問題への懸念で、匯豊控股(0005)が1.47%安となったほか、同じく時価総額の大きな中国移動(0941)が2.56%安となり、指数の重石となった。ディフェンシブな公益株も香港電灯(0006)が0.13%安、中電控股(0002)が1.40%安などさえない。

材料のあった個別銘柄をみると、2007年3月本決算で黒字転換となった中国水務(0855)は6.19%安。決算発表前に堅調な値動きをみせていたが、当面の好材料が出尽くしたことで、利益確定の売りが出た。

徳発集団(0928)は137.24%増益の2007年3月本決算を発表。7.79%高とすなおに反応した。一方、信星鞋業集団(1170)の2007年3月本決算は43.81%減益。6.12%安となった。(内藤証券より抜粋)

ここで注目すべきは下がるべきでない銘柄でも急落したものはないかという視点です。私自身、まだまだ買いたい銘柄があるのですが、さすがに大きく下落してくれません。それが大きく下落して市場が冷静さを失ったとき、賢明なる投資家の出番です。→株式ランキング

さきほどの内藤証券の解説のなかで、私がおやっ!と思ったのが、中国水務の6.19%安。好材料が出尽くしたため、利益確定売りが相次いだようです。

どこまで下落するのか?ちょっと注視したくなりました。→株式ランキング

もうひとつ、気になったのが、大賀伝媒に関する記事です。

大賀伝媒(8243.HK)は26日、2007年1−3月期決算(香港会計基準、未監査)について、説明公告を発表した。それによると、60%子会社である「重慶大賀巴蜀伝媒有限公司」(大賀巴蜀)の業績を含めていなかった。含めなかった理由について、同決算期以降に大賀巴蜀が清算状態に入ったことで、合弁パートナーに必要な財務資料を提示させることができなったためと説明。ただ、香港会計基準では同子会社の業績を連結することが義務付けられており、情報開示の規則に違反していたことになるという。(内藤証券より)

大賀伝媒は、あのQさんも関係する広告代理店で、サーチナでは北京五輪関連銘柄に位置づけられています。→株式ランキング

低位株なので、将来の大化け期待銘柄として私も2万株ほど保有しているのですが、子会社の利益を決算に計上していなかったというものです。

日本の新興市場では、ライブドアが利益を誇大に発表して投資家の判断を誤らせたケースが問題となりましたが、今回の大賀伝媒はその逆で利益を小さめに発表したということになります。

株価上昇要因なのに、規則違反だということで、気になるニュースです。

情報開示の規則に違反したら、どういう処分になるのか?私には分かりませんので、もしもご存知の方がいらしゃったら掲示板に書き込んでくださいね。

さあ、今回の株価急落は今年最後のチャンスになるかもしれないという緊張感をもって臨みたいと思います。応援のほど、宜しくお願いいたしますね。応援→株式ランキング

本家サイト「ど素人の投資ドットコム」では、7月の中国株損益をアップしました。ご興味のある方はそちらをご覧くださいね。

ところで、外為市場もドル円などが急落に直面しています。今回の急落で外貨を安く仕込めるかどうか?こちらも私の正念場です。

外国為替証拠金取引(FX)は、31万円の投資に対して165万円の含み益、利回りは500%以上。FXは投資を始めて1年ほどで500%の利回りですから、これはアンガンや万科企業に匹敵する好調さです。

過去のブログを読んでいただくと分かりますが、最近は為替相場の動きで中国株市場の動きもなんとなく予見できるようになりました。「ドルが下落すると株安。ドルが上昇すると株高」というパターンが定着していますので、中国株投資と外国為替証拠金取引(FX)の相性の良さを実感しています。

ご関心のある方は、「ど素人の外為日記」をご参照くださいね。

ところで、先日、岡三証券グループの中国株証券「岡三オンライン証券」をご紹介しましたがこの口座は無料情報やツールが満載で大反響です。とくに、AASTOCKS社の情報は、基本的な銘柄情報や「チャート分析」だけでなく、過去の株価データを分析して今後5日間の株価予測を表示する「値動き予想」もあり、とてもユニークです。本当に当たるかどうかは分かりませんが、楽しめるツールかもしれません。現在、国内手数料無料キャンペーンを実施中です!

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